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Feature|2017.07.26

Into the life of a woman /
SHIHO

女性の人生に寄りそう服

「女性の人生に寄りそう服」をテーマとして、
輝く女性の方々に執筆いただく連載企画
第6回目は、モデル SHIHOさんのショートエッセイ第二弾をお届けします。
掲載期間:7/26(水)~8/22(火)

vol.06

女子会で学ぶ40代の着こなし

 最近、女子会がたまらなく楽しい。

 先日は、海外に引っ越した友人が久々に帰国したので、彼女を囲んで30名ほどのディナーがあった。ホテルのレストランで行われるということで、いつもよりドレスアップとメイクをして向かうときは、なんだか嬉しくてワクワクした。

 もちろん集まるみんなも気合いが入っていて、同世代の女性がキラキラしていると刺激になる。彼女の赤いリップがキレイ! そのメイク今度、真似してみよう! あの着こなしが素敵! などいろいろ参考になる。

 その日一番気になったのは、胸元がざっくりV字に開いている、黒のショートコンビネゾンを着ていた友人だ。キュッと束ねたポニーテールにちょっと日焼けした小麦肌で、私より身長の高い彼女は、長い足をショートパンツからニョキニョキ出していた。彼女は1歳、3歳、5歳、8歳の4人の子供を持つママだけど、そんなことは微塵も感じさせない。溌剌さが、ただ素直にかっこよかった。
 かと思えば、隣には黒いワンピースに臨月の友人も。彼女も3人目を妊娠中にもかかわらず、タイトヘアにばっちりメイク、ツヤツヤ肌で妊婦オーラが輝かしかった。

 みんな同世代の30〜40代。未婚でも既婚でも、子供がいてもいなくても、誰かと関わりを持って生きていて、人生を楽しんでいる人ばかり。大変なことも、悩みももちろんあるだろうけど、その疲れや焦りはどこにも感じさせない。おしゃれして、話して、飲んで、笑いがたえないのだ。昔流行ったアメリカのテレビ番組「Sex and the City」のあの世界観!

 そんな私たちの会話と言えば、「今度テニス行くよ!」「私も行きたい!」だとか、「どこのジムに行ってる?」「あそこのトレーナーがよくて今度紹介する」「最近こんなトレーニングしたの」など、もっぱら体作りについて。
 結局、40代でおしゃれをするには体を鍛える努力が必要なのである。言い方を変えれば、体の管理をきちんとしていれば、服は似合うようになる。あとは、自分の個性とセンスを活かせれば輝けるのではないだろうか。私は、周りの友人達を見ていてそう思う。

 このパーティの後、2次会はカラオケに。夜中にもかかわらずラーメンを食べた後、歌って踊って大騒ぎだった。その様子を見ていた店員が「みなさん、元気ですね」としみじみ一言。40代は本当に元気だ。

 つくづく年齢を恐れない、気にしないことが大切だと感じる。
 年齢を重ねる分、体やメンタルを鍛えれば自信がつく。その努力を惜しまないことがおしゃれを楽しむための極意だろう。努力していれば、どんなハプニングが起こっても、たまに羽目を外しても、きっと余裕を持っていられるから。

 そしてそんな自分になれたら、着こなしの幅を広げることだ。ちなみに友人達は見せバランスが上手い。首や胸元、腕や背中、ウエスト、お尻、足など、どこかを肌見せして、シルエットを絶妙に美しく見せる。そんな着こなしはセクシーで可愛い。ノーブラでさらりとドレスアップしたり、背中を大胆に出したり。ショートパンツやミニスカートをはく友人たちは、朝から子供を学校に送り出し、ジムに通い、おしゃれを楽しんでいる。彼女達に刺激され、私も素敵な大人の女性を目指し、日々更新中なのである。

profile

SHIHO

1976年生まれ。94年のデビュー以来、数多くの雑誌、CM広告、テレビ、ラジオ、出版など、多分野にわたって活躍。現在、ブランドradiance de SYHSÉのディレクターを務める。著書に『SHIHOトレ』『SHIHO's Beauty Theory』など多数。最新刊は『SELFCARE 今すぐ始められる40のアンチエイジング法』(幻冬舎刊)。

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